生の輝き

 

公開日 1919年9月13日   モノクロ/サイレント

 

監督・脚本 帰山教正

 

キャスト

 

柳沢泰彦 – 村田実

島崎照子 – 花柳はるみ

照子の父  – 青山杉作

山下純太郎 – 近藤伊与吉

雍ちゃん – 石田雍一

照子の妹  – 夏川静江

照子の弟 – 夏川大吾

 

スタッフ

 

監督助手 – 鈴木照次郎

原作 – 水沢武彦

撮影 – 大森勝

字幕 – 野川達

 

製作 映画芸術協会

配給 天然色活動写真

 

作品情報

 

純映画劇運動」と呼ばれる日本映画の革新運動を主導した帰山教正の監督デビュー作。自身の映画著書『活動写真の創作劇と撮影法』の理論を実践に移した『生の輝き』は、日本映画初の女優・花柳はるみの存在、クローズアップなどの先駆的な映画的手法の活用、そして字幕の導入により、日本映画の新しい可能性が示されました。製作したのは1918年でしたが、活動弁士からの反発があり、翌1919年に公開されました。批評面では賛否両論を巻き起こしたこの作品は、その前進性を強く感じさせるといった声もありました。原作者の水沢武彦は帰山教正の別名義です。

 

あらすじ

 

名門家生まれの康彦は、病気を患い海辺の別荘で一夏を過ごすことになる。別荘の近くに住む照子は康彦と親しくなり恋人関係になる。しかし、康彦の父が突然亡くなったことによって康彦はしばらくの間、故郷に帰ることになる。その間に照子には康彦の子供が産まれる。しかし月日が経っても照子のもとへ現れない康彦…