大人の見る絵本 生れてはみたけれど

 

公開日 1932年6月3日   モノクロ/サイレント

 

監督・小津安二郎 脚本・伏見晁

 

キャスト

 

父  –  斎藤達雄

母  –  吉川満子

長男  –  菅原秀雄

次男  –  突貫小僧

重役  –  坂本武

夫人  –  早見照代

子供  –  加藤清一

小僧  –  小藤田正一

先生  –  西村青児

遊び仲間  –  飯島善太郎

〃    –  藤松正太郎

〃    –  葉山正雄

〃    –  佐藤三千雄

〃    –  林国康

〃    –  野村秋生

〃    –  石渡輝秋

映写機を回す部下  – 笠智衆(ノンクレジット)

 

スタッフ

 

監督補助  –  清輔影 原研吉

脚色  –  伏見晁

潤色  –  燻屋鯨兵衛

原案  –  ジェームス・槇(小津安二郎)

撮影  –  茂原英朗

撮影補助  –  厚田雄春 入江政男

撮影事務  –  高山伝

舞台装置  –  角田竹次郎 木村芳郎

舞台装飾  –  三村信太郎 井上常太郎

舞台配光  –  中島利光

編集  –  茂原英朗

現像  –  納所歳巳

焼付  –  阿部鉉太郎

衣裳  –  斎藤紅

字幕撮影  –  日向清光

タイトル  –  藤岡秀三郎

 

製作 松竹蒲田撮影所

配給 松竹キネマ

 

作品情報

 

東京の合唱』に続く小津安二郎監督のサイレント映画時代の代表作『大人の見る絵本 生れてはみたけれど』は、サラリーマンの日常と当時の庶民生活を、子供の視点でユーモアを交えて描いた喜劇映画です。小津特有のフェードイン・フェードアウトを使用せず、固定カメラによるカットつなぎの手法が本作で確立され、後の彼の作品にも継承されています。小津が“ジェームス・槇”のペンネームで手掛けた原案では、子供たちの無邪気な日常と社会不況に苦しむサラリーマン社会の悲哀が対照的に描かれています。1930年代の小市民映画の傾向を反映したこの作品は、第9回キネマ旬報ベスト・テンで第1位に輝き、小津監督の評価を高める一因となりました。

 

あらすじ

 

サラリーマンの吉井一家は東京郊外に引っ越し、父親は出世のため上司の近所に住むが、兄弟の良一と啓二は学校でトラブルを起こし、不良グループと友達になる。ある日、父が上司に卑屈な態度を取るのを見た兄弟は失望し、学校をサボって抗議する。

 

配信

大人の見る繪本 生れてはみたけれど

生れてはみたけれど(活弁入り)

DVD

あの頃映画 松竹DVDコレクション 「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」

小津安二郎 名作セレクションIV [DVD]