公開日 1933年6月1日 モノクロ/サイレント
監督・溝口健二 脚本・東坊城恭長 館岡謙之助 増田真二 清涼卓明
キャスト
水芸太夫滝の白糸 – 入江たか子
村越欣也 – 岡田時彦
南京出刃打 – 村田宏寿
高利貸岩淵剛蔵 – 菅井一郎
一座の若者新蔵 – 見明凡太郎
南京出刃打の看板娘撫子 – 滝鈴子
お銀 – 浦辺粂子
権次 – 大泉浩二
南京口上言 – 川瀬隆司
高村刑事 – 小坂信夫
老刑事 – 沖悦二
丹次郎 – 大原譲
下宿の婆や – 田中筆子
スタッフ
応援監督 – 清涼卓明
監督補 – 寺門静吉 落合吉人 坂根田鶴子
原作 – 泉鏡花 『義血侠血』
撮影 – 三木茂
撮影補 – 広田晴己 宮西良太郎
舞台設計 – 西七郎
舞台製作 – 茂木芳三 角田竹次郎
舞台照明 – 丸谷得三郎
編集 – 坂根田鶴子
美術意匠 – 東坊城恭長
水芸指導 – 松旭斎天勝
字幕 – 菅野成華
現像 – 林龍次 木原幸男
焼付 – 市川光 須賀四郎
衣裳 – 松竹衣装部
製作 入江プロダクション
配給 新興キネマ
作品情報
溝口健二監督の1933年のサイレント映画『瀧の白糸』は、泉鏡花の原作に基づいています。この映画では、主人公の水芸太夫(入江たか子)が扇子で水を操り、観客を魅了します。彼女は貧しい学生・村越(岡田時彦)に惚れ、彼を東京へ送り出しますが、冬になり水芸の舞台は客足が途絶え、物語は悲劇へと進みます。この作品は1933年のキネマ旬報日本映画ベストテンで第2位に選ばれ、溝口のサイレント映画の中でも特に高い評価を受けています。この88分間の映画の現存するプリントは5つありますが、ラストシーンの欠落や字幕の読めない部分など、不完全な状態で残されています。現存する傷ついたフィルムを基にデジタルリマスターされ、わかりやすい字幕と弁士による語りが付加されています。
あらすじ
水芸人の滝の白糸は、旅興行で知り合った苦学生・村越欣弥に心惹かれる。彼の堂々とした性格と将来の夢に感銘を受け、村越に法律を学ばせるため仕送りをする。しかし、苦労して集めた金が奪われたことで逆上し、高利貸しを刺殺して金を奪った白糸は最終的に捕らえられるが…
配信
DVD
Talking Silents 1「瀧の白糸」「東京行進曲」 [DVD]