公開日 1931年8月15日 モノクロ/サイレント
監督・小津安二郎 脚本・野田高梧
キャスト
岡島伸二 – 岡田時彦
妻すが子 – 八雲恵美子
その長男 – 菅原秀雄
長女 – 高峰秀子
大村先生 – 斎藤達雄
先生の妻 – 飯田蝶子
老社員山田 – 坂本武
社長 – 谷麗光
秘書 – 宮島健一
会社の同僚 – 山口勇
スタッフ
助監督 – 清輔影 原研吉 根岸浜男
原案 – 北村小松
撮影 – 茂原英朗
撮影補助 – 厚田雄春 藤田英次郎 九里林稔
撮影事務 – 高山伝
舞台設計・装置・装飾 – 脇田世根一 田中米二郎 角田民造 川崎恒太郎
舞台配光 – 中島利光
編集 – 茂原英朗
現像 – 納所歳巳
焼付 – 阿部鉉太郎
衣裳 – 斎藤紅
結髪 – 菊地いよの
タイトル – 志賀友男
製作 松竹蒲田撮影所
配給 松竹キネマ
作品情報
『東京の合唱』は小津安二郎監督の手がけたサイレント映画で、北村小松の原作に基づき野田高梧が脚本を担当しました。不景気によって職を失った父親の再起を試みる様子を、悲喜交々に描いています。
この作品は小津監督のキャリアにおける転機となり、アメリカ映画の影響を色濃く受けた初期の作品スタイルから、日本独自の風土と文化を映し出す方向へとスタイルが変化していったことが見て取れます。若い頃の小津が西洋文化やアメリカ映画に傾倒していたことを考えると、『東京の合唱』はその傾向から日本的な表現へと移行する一つの転換点と言える作品です。
あらすじ
生意気な中学時代を経て、現在は妻子持ちのサラリーマンとなった岡島伸二は、ボーナスを楽しみにしていたが、不当な理由で解雇された老社員への抗議が原因で自分も会社を解雇されてしまう。不況の影響で再就職先が見つからない中、中学時代の恩師・大村先生が運営する食堂「カロリー軒」で仕方なく手伝うことになる。
DVD
あの頃映画 松竹DVDコレクション 「東京の合唱/淑女と髯」