公開日 1949年9月13日 モノクロ/トーキー
監督・小津安二郎 脚本・野田高梧 小津安二郎
キャスト
曾宮周吉 – 笠智衆
紀子 – 原節子
北川アヤ – 月丘夢路
田口マサ – 杉村春子
勝義 – 青木放屁
服部昌一 – 宇佐美淳
三輪秋子 – 三宅邦子
小野寺譲 – 三島雅夫
きく – 坪内美子
美佐子 – 桂木洋子
「多喜川」の亭主 – 清水一郎
林清造 – 谷崎純
しげ – 高橋豊子
茶場の先生 – 紅沢葉子
シテ – 梅若万三郎
ワキ – 野島信
笛 – 島田巳久馬
小鼓 – 北村一郎
太鼓 – 安福春雄
〃 – 金春惣一
後見 – 青木只一
地謡 – 吉田長弘
〃 – 観世清寿
〃 – 梅若新太郎
〃 – 観世静夫
〃 – 戸田清二
〃 – 福田光蔵
〃 – 高山新一郎
〃 – 石田清之助
〃 – 青木豊
〃 – 長谷川欣造
〃 – 長谷川雅山
スタッフ
製作 – 山本武
監督助手 – 山本浩三 塚本粧吉 田代幸蔵 斎藤武市
原作 – 広津和郎
撮影 – 厚田雄春
撮影助手 – 井上晴二 川又昂 老川元薫 舎川芳次 松田武生
音楽 – 伊藤宣二
美術 – 浜田辰雄
装置 – 山本金太郎
装飾 – 小巻基胤
美術助手 – 熊谷正雄
調音 – 妹尾芳三郎
録音 – 佐々木秀孝
録音助手 – 堀義臣 末永光次郎 佐藤広文 大藤亮
照明 – 磯野春雄
照明助手 – 鈴木茂男 青松明
編集 – 浜村義康
衣裳 – 鈴木文次郎
現像 – 林龍次
焼付 – 中村興一
進行担当 – 渡辺大
装置 – 佐須角三
結髪 – 佐々木とく
製作 松竹大船撮影所
配給 松竹
作品情報
1949年のキネマ旬報ベストテンで1位に輝くなど、高く評価された作品です。小津監督の戦後3作目にあたり、彼の作風を決定づけたとされています。物語は、やもめの父親で大学教授の曽宮周吉(笠智衆演)と、娘の紀子(原節子演)の絆を軸に展開します。戦争中に体を壊した紀子は結婚をためらい、その葛藤を見守る父と周囲の人々が描かれます。
キャストには、笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子などが名を連ね、廣津和郎の原作に基づき、野田高梧と小津安二郎が脚本を手掛けました。『晩春』は貧困や混乱とは程遠い優雅な作風で知られ、小津監督の前作『風の中の牝鶏』や『長屋紳士録』とは対照的なな雰囲気を持つ作品となっています。
あらすじ
周吉は妻を早くに亡くし、娘の紀子も戦時中の体験から病気を患っていた。二人は長い間、互いに支え合いながら生活していた。紀子は徐々に健康を取り戻し、同級生であり友人のアヤとの交流を楽しんでいたが、アヤ自身は不幸な結婚生活から離れていた。周吉の職場の助手である服部には既に婚約者がおり、周吉の妹マサは紀子の結婚相手を見つけることに焦りを感じている。一方で、周吉の親友である小野寺は、京都の大学教授であり、再婚したことで紀子から批判される。紀子は父の再婚の可能性に気を取られ、そのことが彼女の行動や感情に影響を与えていく。
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