蜂の巣の子供たち

 

公開日 1948年8月24日   モノクロ/トーキー

 

監督・脚本 清水宏

 

キャスト

 

復員者島村  –  島村修作

引揚者夏木  –  夏木雅子

叔父貴という男  –  御庄正一

医師  –  伊本紀洋史

工場主  –  多島元

荷馬車や  –  矢口渡

運ちゃん  –  植谷森太郎

晋公(戦災児)  –  久保田晋一郎

豊(戦災児)  –  岩本豊

弘之(戦災児)  –  三原弘之

寛市(戦災児)  –  平良喜代志

源之介(戦災児)  –  硲由夫

丹波(戦災児)  –  中村忠雄

清(戦災児)  –  川西清

義坊(引揚児)  –  千葉義勝

 

スタッフ

 

製作  –  清水宏

製作同人  –  古山三郎 関沢新一 杉山新一 大庭勝 高田輝子 山本茂樹 高村安治 林文三郎

撮影  –  古山三郎

音楽  –  伊藤宣二

演奏  –  管弦楽郡青社

録音  –  杉山政明 金谷常三郎

擬音  –  木村一

 

製作 蜂の巣映画部

配給 東宝

 

作品情報

 

清水宏監督による戦後の日本を舞台にした人間ドラマです。天涯孤独の復員兵、島村修作と浮浪児たちとの交流と成長を中心に描いています。映画は、戦災孤児の問題に光を当てるとともに、監督自身が実際に孤児たちを引き取り、育てながら制作したという背景があります。これにより、彼の作品に対する深い共感と愛情が表現されています。

 

本作は、清水の独立プロダクション「蜂の巣映画部」の第一作目であり、素人キャストとオールロケを使用して終戦直後の孤児たちの生き生きとした姿を描いています。清水宏は子供を題材にした作品で連続して成功を収めており、この作品でも脚本、演出まで手掛けています。

 

あらすじ

 

復員兵・島村修作は戦後の日本で浮浪児たちと出会い、共に生きる道を探す。しかし、修作は図星の政という一本足の男が彼らに犯罪をさせていることを知る。

 

※蜂の巣映画部

 

清水宏は、戦時中に映画作りに制限を感じて松竹を辞めて独立プロ「蜂の巣映画部」を立ち上げました。彼は伊豆に土地を購入し、そこで戦争孤児などを引き取り、彼らと共に映画を製作しました。代表作『蜂の巣の子供たち』は、下関から大阪の『みかへりの塔』まで向かう復員兵と彼を慕う子供たちの旅の物語で、清水監督の過去作品からの着想が見られます​​。