公開日 1947年5月20日 モノクロ/トーキー
監督・小津安二郎 脚本・池田忠雄 小津安二郎
キャスト
おたね – 飯田蝶子
幸平 – 青木放屁
父親 – 小沢栄太郎
きく女 – 吉川満子
為吉 – 河村黎吉
ゆき子 – 三村秀子
田代 – 笠智衆
喜八 – 坂本武
とめ – 高松栄子
しげ子 – 長船フジヨ
平ちゃん – 河賀祐一
おかみさん – 谷よしの
写真師 – 殿山泰司
柏屋 – 西村青児
スタッフ
製作 – 久保光三
監督部 – 本郷武雄 塚本粧吉 山本浩三 田代幸蔵 武田義晴
撮影 – 厚田雄春
撮影部 – 中村喜代治 川又昂 井上晴二 老川元薫
音楽 – 斎藤一郎
美術 – 浜田辰雄
装置 – 台松太郎
装飾 – 橋本庄太郎 小巻基胤
美術部 – 梅田千代夫
装置部 – 山本金太郎 石原仁六
録音 – 妹尾芳三郎
擬音 – 斎藤六三郎
録音部 – 高県義人 日向国雄 金子盈 石原一雄
照明 – 磯野春雄
照明部 – 須藤清治
編集 – 杉原よ志
現像 – 林竜次
焼付 – 小林四郎
衣裳 – 斎藤耐三
結髪 – 増淵いよの
経理担当 – 土屋健樹
進行担当 – 渡辺大
記録部 – 岡田敬造
製作 松竹大船撮影所
配給 松竹
作品情報
戦後の東京下町を舞台にした小津作品。厳しい現実に直面していた戦後日本を背景に、親を失った少年・幸平と、彼を引き取る金物屋・おたねの関係を中心に描く人情劇です。焼け野原や戦災孤児といった当時のリアリティと、小津監督特有のユーモアと温かな人間描写を巧みに織り交ぜています。
本作は、小津監督が捕虜として過ごしたシンガポールから引き揚げてきた後の戦後第1作として位置づけられており、戦争が残した影を視覚的に表現している点で、彼の後期作品とは異なる特徴を持っています。公園に集う孤児たちや焼け野原の東京の風景を通じて、戦争の爪痕を描きつつ、根本的なテーマとして「人と人との繋がり」や「家族になるとは」という普遍的な問題に深く迫っています。
あらすじ
戦後の混乱期。ある男の子が迷子になり、大道占師・田代によって長屋街に連れてこられる。荒物屋を営むおたねは、仕方なく一晩面倒を見ることになるが、次第に彼女は男の子に愛情を感じるようになっていく。
配信
DVD
Blu-ray
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