大曾根家の朝

 

公開日 1946年2月21日   モノクロ/トーキー

 

監督・木下恵介 脚本・久板栄二郎

 

キャスト

 

大曾根房子   –  杉村春子

長男 一郎   –  長尾敏之助

次男 泰二   –  徳大寺伸

三男 隆   –  大坂志郎

娘 悠子   –  三浦光子

大曾根一成   –  小沢栄太郎

妻 幸子   –  賀原夏子

実成明   –  増田順二

丹波平兵衛   –  藤輪欣司

特高主任   –  西村青児

古賀   –  鈴木彰三

婆や   –  高松栄子

女中   –  国兼久子

八巻一平   –  東野英治郎

 

スタッフ

 

製作・企画   –  細谷辰雄

脚本   –  久板栄二郎

撮影   –  楠田浩之

音楽   –  浅井挙曄

美術   –  森幹男

 

製作 松竹大船撮影所

配給 松竹

 

作品情報

 

木下恵介監督にとって戦後初めての作品です。本作は、昭和21年のキネマ旬報ベストワンに選ばれました。映画の背景は、戦争が始まり、自由主義を尊ぶ由緒正しき家柄の大曾根家が厳しい時代の波に翻弄される様子を描いています。家族は戦争によって次々と引き裂かれ、長男は特高に捕まり、他の息子たちは出征し、家族の中心が次第に崩れていきます。この物語は、戦争とその時代が個人および家族に与える深刻な影響を浮き彫りにします。戦前のプロレタリア演劇運動の中心的作家であった久坂栄二郎が脚本を担当し、その反戦的なメッセージとともに、強い印象を残しています。

 

あらすじ

 

昭和18年12月下旬の大曾根家。娘の婚約者の出征を祝う和やかな雰囲気から一変、長男・一郎が思想犯として検挙され、家族は次々と戦争に引き裂かれる。画家を志す次男・泰二や三男・隆も戦火に身を投じ、叔父の自己中心的な行動が家庭の不和を深めていく。

 

配信

大曾根家の朝