カルメン故郷に帰る

 

公開日 1951年3月21日   カラー

 

監督・脚本 木下恵介

 

キャスト

 

リリィ・カルメン  –  高峰秀子

マヤ朱美  –  小林トシ子

校長先生  –  笠智衆

田口春雄  –  佐野周二

田口光子  –  井川邦子

青山正一  –  坂本武

丸野十造  –  見明凡太朗(大映)

小川先生  –  佐田啓二

カルメンの姉・青山ゆき  –  望月美恵子(望月優子)

岡信平  –  三井弘次

村の青年  –  山路義人

青山一郎  –  磯野秋雄

村の老人  –  高堂国典

ほか  –  桑原澄江、高松栄子、小藤田正一、縣秀介、小池清、城沢勇夫、 大杉陽一、高瀬進、谷崎純、野戸晃、横山準、金子駿介、山本多美、秩父晴子

 

スタッフ

 

企画  –  日本映画監督協会

総指揮  –  高村潔

製作  –  月森仙之助

音楽  –  木下忠司、黛敏郎

撮影  –  楠田浩之

撮影助手  –  高村倉太郎、成島東一郎 他

美術  –  小島基司

助監督  –  松山善三、小林正樹、川頭義郎、二本松嘉瑞 他

タイトルバック・題字  –  清水崑

衣装提供  –  髙島屋

 

製作 松竹大船撮影所

配給 松竹

 

作品情報

 

戦後日本初の国産カラー映画として公開され、大きな話題を呼びました。主演は高峰秀子が務め、ほぼ全編が浅間山の山麓でロケ撮影されました。この作品の製作過程は、カラー映画における日本の実験的な試みとして特に注目に値します。

 

当時、カラー映画は技術的およびコスト的な面で多くの課題を抱えており、松竹と富士フイルムはカラー撮影が満足のいく出来にならなかった場合、フィルムを破棄し、モノクロ映画として公開することを内約していました。結果として本作は、カラー撮影後にモノクロ撮影も行うという二度手間をかけて制作された作品です。撮影に使用されたフィルムはリバーサル・外式発光方式で、テクニカラーやイーストマン・カラーとは異なる独自の技術によるものでした。この方式によるカラー撮影には相当の明るさが必要だったため、本作はコスト削減のためほぼ全編を外光下のロケーションで撮影した異色作となりました。

 

1951年度キネマ旬報ベスト・テンで第4位にランクインし、木下監督と高峰秀子の初コンビ作品としても知られています。本作は、戦後日本映画の新たな試みとして大きな印象を残しました。

 

あらすじ

 

東京でストリッパーとして活躍するリリィ・カルメン(高峰秀子)は、仲間の朱美(小林トシ子)を連れて浅間山麓の故郷の村に里帰りする。彼女たちの派手な姿や行動は、のどかな田舎の村の人々に戸惑いを与えてしまう。しかし、リリィと朱美は自分たちを芸術家と信じて疑わず、村でストリップ公演を行うことになる。この大胆な行動は、村で大騒動を引き起こすことになる​​​​。

 

配信

カルメン故郷に帰る

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