公開日 1955年2月27日 モノクロ/トーキー
監督・内田吐夢 脚本・三村伸太郎
キャスト
権八 – 片岡千恵蔵
酒匂小十郎 – 島田照夫
藤三郎 – 月形龍之介
おすみ – 喜多川千鶴
おたね – 田代百合子
次郎 – 植木基晴
おさん – 植木千恵
巡礼 – 進藤英太郎
源太 – 加東大介
あんま – 小川虎之助
小間物屋 伝次 – 加賀邦男
殿様 – 杉狂児
〃 – 渡辺篤
久兵衛 – 吉田義夫
与茂作 – 横山運平
勘定奉行 金田 – 高松錦之助
下役人 銭村 – 小金井勝
赤木春恵 青柳竜太郎 葉山富之輔 尾上華丈
スタッフ
製作 – 大川博
企画 – マキノ光雄 玉木潤一郎
企画協力 – 伊藤大輔 小津安二郎 清水宏
助監督 – 隅田朝二
脚色 – 八尋不二 民門敏雄
原作 – 井上金太郎
撮影 – 吉田貞次
撮影助手 – 山岸長樹
音楽 – 小杉太一郎
美術 – 鈴木孝俊
装置 – 弥田勇造
装飾 – 秋田実
美術助手 – 角井博
録音 – 東城絹児郎
録音助手 – 野津裕男
照明 – 中山治雄
照明助手 – 西川福太郎
編集 – 宮本信太郎
編集助手 – 神田忠男
衣裳考証 – 岩田専太郎
製作 東映京都撮影所
配給 東映
作品情報
内田吐夢監督の戦後復帰第1作として重要な作品です。内田監督は、1942年の『鳥居強右衛門』以来、約13年ぶりにこの作品で監督業に復帰しました。本作は、1927年に井上金太郎が原作・脚本・監督を務めた『道中悲記』のリメイクで、井上の名前が原作クレジットに名を連ねています。主役の権八役は片岡千恵蔵が演じました。
物語は、江戸時代の道中記を背景に、主人公たちがさまざまな人物と交流し、社会的な矛盾や人間ドラマを描いています。特に、形式や世間体を重んじる侍社会への批判が色濃く反映されています。
内田吐夢は、企画段階で伊藤大輔、小津安二郎、清水宏など日本映画界の巨匠たちの協力を得て、本作品を成立させました。脚本は三村伸太郎が担当し、八尋不二と民門敏雄が脚色を手掛けています。
あらすじ
江戸時代の東海道を旅する若侍・酒匂小十郎とその槍持ち・権八、お供の源太の物語。彼らは、小間物商人の伝次、身売りされる娘おたねとその父、神出鬼没の旅人・藤三郎など、様々な市井の人々と出会い、彼らの生活と人情に触れていく。小十郎は、形式ばかり重んじる侍社会に嫌気が差し、思いもよらない事件に巻き込まれる。権八と源太も、旅の中で様々な人々と関わりながら、それぞれの問題に立ち向かっていく。
配信
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