公開日 1952年2月29日 モノクロ/サイレント
監督・渋谷実 脚本・斎藤良輔
キャスト
柳永二郎 角梨枝子 鶴田浩二 淡島千景 田村秋子 三国連太郎 佐田啓二 岸恵子 市川紅梅
スタッフ
原作 – 井伏鱒二(第一回読売文学賞(文芸春秋所載)
製作 – 山本武
撮影 – 長岡博之
美術 – 浜田辰雄
録音 – 大村三郎
照明 – 小泉喜代司
音楽 – 吉沢博、奥村一
装置 – 古宮源蔵
装飾 – 小巻基胤
衣裳 – 林栄吉
現像 – 林龍次
編集 – 杉原よ志
監督助手 – 池田浩郎
撮影助手 – 坂本松雄
録音助手 – 西崎英雄
照明助手 – 鈴木茂男
進行 – 新井勝次
製作 松竹大船撮影所
配給 松竹
作品情報
渋谷実監督による『本日休診』は、戦後間もない東京の町医者の一日を描いた群像喜劇です。井伏鱒二の第1回読売文学賞受賞作「本日休診」と「遥拝隊長」を基に、斎藤良輔が脚色しています。映画の主役は、戦争で息子を失った三雲医院の八春先生(柳永二郎演)で、彼は甥の伍助(増田順二演)を院長として迎えます。医院が「本日休診」の札を掲げているにもかかわらず、さまざまな人々が病院を訪れる様子を映画は描き出しています。
この作品の魅力は、戦後の日本社会の混沌と人々の日常生活を巧みに捉えた脚本と、渋谷実監督の演出にあります。また豪華なキャスト陣による見事なアンサンブル演技が、映画を際立たせています。キネマ旬報ベスト・テン第3位、第7回毎日映画コンクール監督賞(渋谷実)、第3回ブルー・リボン賞ベスト・テン第6位、脚本賞(斎藤良輔)、NHK映画委員会選出ベスト・テン第4位。
あらすじ
息子を戦争で失った八春先生は、甥の伍助を院長に迎える。休診日にも関わらず、病院には様々な人々が訪れる。元軍人の勇作は悪夢に苛まれ、警察官の松木ポリスは暴漢に襲われた悠子を連れてきます。町のヤクザ加吉は指をつめる際の麻酔を求め、兵隊服の男は盲腸患者を連れてきて手術を要求。忙しい一日の中で、八春先生は様々な人々の悩みに対応し、「休診日」は八春先生にとって多忙な一日となる。
配信
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