公開日 1953年10月31日 カラー
監督・脚本 衣笠貞之助
キャスト
盛遠 – 長谷川一夫
袈裟 – 京マチ子
渡辺渡 – 山形勲
重盛 – 黒川弥太郎
六郎 – 坂東好太郎
小源太 – 田崎潤
清盛 – 千田是也
信頼 – 清水将夫
弥中太 – 石黒達也
政仲 – 植村謙二郎
三郎介 – 清水元
真野 – 荒木道子
刀根 – 南美江
佐和 – 毛利菊枝
康忠 – 香川良介
家貞 – 荒木忍
盛忠 – 沢村国太郎
加喜助 – 殿山泰司
乙阿弥 – 水野浩
定房 – 南部彰三
真澄 – 近衛敏明
スタッフ
製作 – 永田雅一
助監督 – 三隅研次
原作 – 菊池寛
撮影 – 杉山公平
色彩指導 – 和田三造
技術監督 – 碧川道夫
音楽 – 芥川也寸志
美術 – 伊藤憙朔
録音 – 海原幸夫
照明 – 加藤庄之丞
風俗考証 – 甲斐荘楠音
能楽指導 – 室生九郎 室生秀雄
製作 大映京都撮影所
配給 大映
作品情報
『地獄門』は日本初のイーストマン・カラー作品で、その豪華な色彩と映像美が評価されました。監督と脚本は衣笠貞之助が手掛け、主演は長谷川一夫と京マチ子です。映画はカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、アカデミー賞で衣裳デザイン賞と名誉賞を獲得しました。これらの賞は、日本映画の国際的な地位を確立するのに貢献しました。2011年には、東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業として、オリジナル・ネガからデジタル・リマスター版が制作され、色彩が復元されました。このリマスター版は、映画の美術面での重要性を再確認させるものとなりました。
あらすじ
平清盛が厳島詣で京を離れた隙に平治の乱が勃発。御所警備にあたっていた平康忠は、上皇と上西門院を救うため身代わりを立てる。身代わりとなったのは袈裟で、彼女を守る遠藤武者盛遠が敵をけちらし、無事に難を逃れる。この過程で、盛遠は袈裟の美しさに心を奪われるが、彼女は既に御所の侍、渡辺渡の妻だった。
※イーストマン・カラー
イーストマン・コダック社、現在のコダックによって1952年に発表された映画用カラーフィルムです。そのシンプルさと経済性により、映画製作の分野で大きな転換点となりました。この技術は従来の白黒撮影用カメラでも利用可能であり、複雑なシステムや高価な設備投資を必要としない点が、広く採用される理由となりました。
配信
DVD
Blu-ray