公開日 1958年6月1日 カラー
監督・脚本 木下恵介
キャスト
おりん – 田中絹代
息子 辰平 – 高橋貞二
妻 玉やん – 望月優子
けさ吉 – 市川団子
又やん – 宮口精二
又やんの伜 – 伊藤雄之助
玉やんの兄 飛脚 – 東野英治郎
接客する客 照やん – 三津田健
伊与吉の妻 松やん – 小笠原慶子
村人 – 織田政雄
〃 – 西村晃
雨屋 – 鬼笑介
焼松 – 高木信夫
村人 – 小林十九二
〃 – 末永功
〃 – 本橋和子
辰平の子 – 五月女殊久
〃 – 服部勝幸
口上役 – 吉田兵次
スタッフ
製作 – 小梶正治
監督助手 – 大槻義一
原作 – 深沢七郎
撮影 – 楠田浩之
撮影助手 – 赤松隆司 成島東一郎
長唄 – 杵屋六左衛門
竹本 – 野沢松之輔
音楽参与 – 遠藤為春
美術 – 伊藤憙朔
美術助手 – 梅田千代夫
録音 – 大野久男
照明 – 豊島良三
製作 松竹大船撮影所
配給 松竹
作品情報
深沢七郎の同名小説を原作に、木下恵介監督が映画化した作品。日本の伝統的な因習をテーマにしており、公開時のキャッチコピーは「美しくもいたましい親と子の愛のきづな! 万人の心を洗う感動の涙!」でした。
物語の舞台は、70歳になると「楢山まいり」(姥捨て)を行う習慣がある、遠隔地の山奥の村です。中心となるのは、69歳のおりんとその息子・辰平の関係です。おりんは、辰平のために後妻を探しつつ、自身の運命と村の習慣に向き合います。この映画の見どころは、人工的な様式美の世界で描かれる、子が老いた親を山に捨てるという残酷な因習と、それに隠された母と子の絆にあります。
本作は、その野心的な創作と物語の深み、美的表現によって高く評価されています。映画は、昭和時代の日本社会の伝統や家族のあり方、高齢者への見方といった社会的テーマを巧みに描き出しています。
第19回ヴェネツィア国際映画祭正式出品。1958年度キネマ旬報ベスト・テン第1位、監督賞、女優賞(田中絹代)。第13回毎日映画コンクール日本映画賞(作品賞、監督賞、音楽賞)。
あらすじ
山奥の村で69歳のおりんは、息子の辰平と3人の孫と暮らしていた。この村には、70歳になった人を「楢山まいり」と称して山に捨てる風習があり、おりんは、辰平の後妻として隣村から来た玉やんを迎え、彼女に家事を任せることで、自分が山へ行く準備を整える。しかし、辰平は母を山に送ることを渋っていた。
配信
DVD
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