公開日 1955年1月15日 モノクロ/トーキー
監督・成瀬巳喜男 脚本・水木洋子
キャスト
幸田ゆき子 – 高峰秀子
富岡兼吉 – 森雅之
妻・邦子 – 中北千枝子
おせい – 岡田茉莉子
伊庭杉夫 – 山形勲
向井清吉 – 加東大介
飲み屋の娘 – 木匠マユリ
屋久島の小母さん – 千石規子
仏印の試験所長 – 村上冬樹
医者 – 大川平八郎
仏印の所員・加納 – 金子信雄
米兵 – ロイ・H・ジェームス
下宿のおばさん – 出雲八枝子
太田金作 – 瀬良明
兼吉の母 – 木村貞子
信者 – 谷晃
仏印の女中 – 森啓子
アパートの子供 – 日吉としやす
林幹 恩田清二郎 馬野都留子 音羽久米子 三田照子 中野俊子 持田和代 堤康久 鉄一郎 大城政子 江幡秀子 河美智子 上遠野澄代 桜井巨郎 鏑木ハルナ
スタッフ
製作 – 藤本真澄
監督助手 – 岡本喜八
原作 – 林芙美子
撮影 – 玉井正夫
音楽 – 斎藤一郎
美術 – 中古智
録音 – 下永尚
照明 – 石井長四郎
編集 – 大井英史
製作担当 – 板谷良一
特殊技術 – 東宝技術部
現像 – 東宝現像所
製作 東宝
配給 東宝
作品情報
原作は林芙美子、脚本は水木洋子によるもので、主演は高峰秀子と森雅之が務めました。この映画は成瀬監督の代表作とされ、高峰秀子と森雅之の演技は高く評価されました。『浮雲』は、戦時中に外地で関係を持った男女が、戦後になってもその関係を断ち切れずに離れられない様子を描いています。特に高峰秀子の演技は、ベトナムでの表情と日本に戻ってからの無気力さ、声や態度の変化を見事に演じ、敗戦と生活苦による堕落をリアルに表現しています。
成瀬巳喜男監督の最高傑作として広く認識されており、多くの映画賞を受賞しています。1955年度キネマ旬報ベストテンで第1位に輝き、監督賞、主演女優賞、主演男優賞を獲得。さらに、ブルーリボン賞作品賞や毎日映画コンクールの日本映画大賞など、多数の栄誉に輝いています。
あらすじ
1943年、農林省のタイピストとして仏印(ベトナム)へ渡ったゆき子は、同地で農林省技師の富岡に出会う。初めは彼に否定的だったゆき子だが、彼に妻がいることを知りつつも関係を結んでしまう。終戦を迎え、富岡は先に帰国し、後を追って東京の富岡の家を訪れるゆき子。しかし、富岡は妻と別れておらず、失意のゆき子は米兵の情婦になる…
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