天使のはらわた赤い教室 - 20世紀の日本映画

公開日　1979年1月6日　　　カラー

監督・曽根中生　脚本・石井隆曽根中生

土屋名美　　–　　水原ゆう紀

村木哲郎　　–　　蟹江敬三

川名裕子　　–　　水島美奈子

杉山　　–　　堀礼文

岡　　–　　河西健司

中年男　　–　　大矢甫

マー坊　　–　　草薙良一

川島恵子　　–　　あきじゅん

腰巻の女　　–　　藤波怜子

サングラスの女　　–　　佐藤恵子

岡麻美

刑事　　–　　織田俊彦

ヤクザ　　–　　溝口拳

技師　　–　　佐藤了一

モデルの男　　–　　影山英俊

セーラー服の少女　　–　　小島洋子

浜崎麻耶、目黒智美、尾崎ひろを、黒田健、小見山玉樹、東ももえ

製作　　–　　海野義幸

企画　　–　　成田尚哉

原作　　–　　石井隆

撮影　　–　　水野尾信正

美術　　–　　柳生一夫

編集　　–　　鍋島惇

音楽　　–　　泉つとむ

照明　　–　　熊谷秀夫

録音　　–　　橋本文雄

助監督　　–　　浅田真男

製作　にっかつ

配給　にっかつ

曽根中生監督による日活ロマンポルノ作品で、本作は、石井隆の連作劇画「天使のはらわた」シリーズの第2作目として映画化され、脚本は石井隆と曽根中生による共同執筆です。映画には水原ゆう紀、蟹江敬三、水島美奈子、堀礼文、河西健司などが出演しています。

薄幸なヒロイン・名美（水原ゆう紀）と、彼女の後を追う主人公・村木（蟹江恵三）の物語です。名美が男性達の暴力性によって転落していく姿と、そんな彼女に惹かれながらも救済することができない村木の関係が描かれます。この作品は日活ロマンポルノの中でも特に名高い作品の一つとされています。

ポルノ雑誌の編集者、村木は、温泉町で目にしたブルーフィルムに映る女性・名美に心を奪われる。その映像は、名美がかつて教室で強姦され、その様子が撮影されたものだった。辛い過去から逃れるため、名美は男性を避けてラブホテルの受付嬢として働いていた。そんな彼女に、村木は偶然出会ってしまう。