公開日 1974年12月28日 カラー
監督・脚本 寺山修司
キャスト
私 – 菅貫太郎
少年時代の私 – 高野浩幸
化鳥 – 八千草薫
股引 – 斎藤正治
空気女 – 春川ますみ
草衣 – 新高恵子
牛 – 三上寛
幻婆 – 原泉
せむしの少女 – 蘭妖子
映画批評家 – 木村功
嵐 – 原田芳雄
詩人 – 粟津潔
スタッフ
製作 – 寺山修司 九條映子 ユミ・ゴヴァース
企画 – 葛井欣士郎
助監督 – 国上淳史
原作 – 寺山修司
撮影 – 鈴木達夫
音楽・演奏 – J・A・シーザー
録音 – 木村勝英
効果 – 木村勝英
照明 – 外岡修
編集 – 山路早智子 大坪隆平 浅井弘
製作 人力飛行機プロ/ATG
配給 ATG
作品情報
アングラの世界で歌人、劇作家として名を残した寺山修司の第2回監督作品。自身の同名歌集に基づくオリジナル脚本を使用した作品で、製作は人力飛行機プロとATGが共同で行い、ATGが配給を担当しました。寺山修司の自伝的要素が色濃く反映された作品であり、青森県下北半島の恐山を舞台に、父を早くに亡くした少年とその母親の生活を描いています。物語は過去と現在、現実と虚構が交錯する独特の世界観を展開し、寺山が探求したテーマ「恐山」「母殺し」「家出」などが随所に見られます。
映画は劇中劇の手法を用い、現実とフィクションの境界をあいまいにしながら、少年時代の自分(寺山修司)が現在の自分と出会い、母についてや死について深く掘り下げていく展開が特徴的です。また、映画中で寺山自身の歌集からの短歌が朗読される場面もあり、彼の詩的な表現が映画の雰囲気を一層深めています。
あらすじ
映画監督となった私は自伝映画を制作し、その試写会で「親殺しのパラドックス」について尋ねられる。私は少年時代の自分自身に出会い、映画で描かれた少年時代が実際と異なることを知る。少年時代の私は、村の人々の狂気とサーカス団の変質者たちに囲まれながら、隣家の若妻に憧れる。しかし、若妻は別の男と心中を選ぶ…
配信
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