家族ゲーム

 

公開日 1983年6月4日   カラー 106分

 

監督・脚本 森田芳光

 

キャスト

 

吉本勝  –  松田優作

沼田孝助  –  伊丹十三

沼田千賀子  –  由紀さおり

沼田茂之  –  宮川一朗太

沼田慎一  –  辻田順一

茂之の担任・英語  –  松金よね子

美栄子の姉  –  岡本かおり

修一の担任・英語  –  鶴田忍

近所の奥さん  –  戸川純

美栄子の母  –  白川和子

美栄子の父  –  佐々木志郎

茂之の担任・国語  –  伊藤克信

茂之の担任・体育  –  加藤善博

土屋裕  –  土井浩一郎

三井順  –  植村拓也

田上由利子  –  前川麻子

樹村雅美  –  渡辺知美

浜本道子  –  松野真由美

菊池保子  –  中森いづみ

山下美栄子  –  佐藤真弓

芝田友幸  –  小川隆宏

若い先生  –  清水健太郎

吉本の恋人  –  阿木燿子

 

スタッフ

 

製作  –  佐々木志郎 岡田裕 佐々木史朗

企画  –  多賀祥介 山田耕大

製作補  –  桜井潤一

助監督  –  金子修介

監督助手  –  酒井直人 明石知幸

原作  –  本間洋平

撮影  –  前田米造

撮影助手  –  福沢正典 山下弘之 猪本雅三

美術  –  中沢克巳

装飾  –  山崎輝 八木雅彦 小林聖樹 歌田昌昭

特機  –  城田幸夫

録音  –  小野寺修

録音助手  –  北村峰晴 林大輔

効果  –  斉藤昌利

照明  –  矢部一男

照明助手  –  西本充利 遠藤光弘 鈴木敏弘 椎原教貴

編集  –  川島章正

記録  –  森永恭子

衣裳  –  越智雅之

スチール  –  竹内健二

製作進行  –  宮内真吾

製作担当  –  藤田義則

 

製作 にっかつ撮影所/NCP/ATG

配給 ATG

 

作品情報

 

森田芳光監督の代表作であり、松田優作主演のこの映画は、家庭内の複雑な人間関係と教育問題を鋭く描き出しました。落ちこぼれの受験生(宮川一朗太演)と、彼の家庭教師(松田優作演)との間に展開する心理戦を軸に、1980年代の日本の家族構造と受験戦争、そしてそれにまつわる社会的問題をシニカルかつユーモラスに描いています。

 

森田監督は本作で、家族内での役割や期待、そしてそれに伴う圧力が人間関係に与える影響を掘り下げ、1983年度キネマ旬報ベストテンで第1位を含む、その年の主要映画賞を多く受賞し、森田監督の名を広く知らしめることになりました​​。

 

本作は、森田監督の映画キャリアにおいて重要な転機となり、後の日本映画にも大きな影響を与えた作品です。特に、家族が横一列に並んで食事をするシーンは、この映画を象徴する印象的な場面として日本映画史に刻まれています。

 

あらすじ

 

問題児の中学3年生・沼田茂之のもとに、三流大学7年生の奇妙な家庭教師・吉本勝がやって来る。吉本の特異な指導法で、茂之の成績は徐々に上昇し始める。しかし、この変化は沼田家に新たな問題をもたらす​​。

 

配信

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