公開日 1980年4月1日 カラー 145分
監督・鈴木清順 脚本・田中陽造
キャスト
中砂糺 – 原田芳雄
中砂園 – 大谷直子
小稲 – 〃
青地豊二郎 – 藤田敏八
青地周子 – 大楠道代
青地妙子 – 真喜志きさ子
先達 – 麿赤児
キミ – 樹木希林
宿の女中 – 佐々木すみ江
巡査 – 山谷初男
甘木医師 – 玉川伊佐男
スタッフ
製作 – 荒戸源次郎
企画 – 伊藤謙二
助監督 – 山田純生
撮影 – 永塚一栄
音楽 – 河内紀
美術 – 木村威夫 多田佳人
録音 – 岩田広一
照明 – 大西美津男
編集 – 神谷信武
宣伝美術 – 木村恒久
スチール – 荒木経惟
記録 – 内田絢子
製作 シネマ・プラセット
配給 シネマ・プラセット/ATG
作品情報
鈴木清順監督の代表作であり、大正時代の日本を舞台にした独特の雰囲気と美学で知られています。内田百閒の『サラサーテの盤』に着想を得ており、現実と幻想が交錯する世界を舞台に、4人の男女が「ツィゴイネルワイゼン」のSPレコードを巡る複雑な関係を描いています。この作品は鈴木監督の「大正浪漫三部作」の第一弾で、『陽炎座』『夢二』と共に、監督の独自の映像美と物語性を示しています。
日活を不当解雇された後に作られた本作は、鈴木清順監督のアヴァンギャルドな手法と、映像を通じた表現の新しさが特徴です。彼の作品群は「清順美学」とも称され、その独特なスタイルは国内外で高い評価を受けています。
本作は、数々の賞を受賞し、その芸術性が認められました。第54回キネマ旬報ベストテンで第1位を獲得するなど、批評家からの支持も厚い作品です。また、第31回ベルリン国際映画祭に出品され、第23回ブルーリボン賞では最優秀監督賞を、第4回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む複数の賞を受賞しています。
あらすじ
士官学校の教授である青地豊二郎と、彼の元同僚で無頼の友人・中砂糺。二人は旅先で、弟の葬式から戻ったばかりの芸者・小稲と出会う。その1年後、中砂から結婚したとの知らせを受け、青地は中砂の家を訪れる。そこで彼は中砂の新妻・園が、以前旅先で出会った芸者・小稲に瓜二つであることに驚く。
配信
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