公開日 1993年3月20日 カラー 124分
監督・相米慎二 脚本・奥寺佐渡子 小此木聡
キャスト
中井貴一 桜田淳子 田畑智子 須藤真理子 田中太郎 茂山逸平 笑福亭鶴瓶
スタッフ
製作 – 伊地智啓 安田匡裕
企画 – 岡部晋一 吉野俊太郎 堀井博次 大木達哉
プロデューサー – 椋樹弘尚 藤門浩之
助監督 – 橋本匡弘
原作 – ひこ・田中
撮影 – 栗田豊通
音楽 – 三枝成章
美術 – 下石坂成典
美術デザイナー – 山崎秀満
照明 – 黒田紀彦
編集 – 奥原好幸
製作 讀賣テレビ放送
配給 日本ヘラルド映画/ヘラルド・エース/アルゴプロジェクト
作品情報
相米慎二監督がひこ・田中の同名小説を映画化した作品。脚本を奥寺佐渡子と小此木聡が担当しました。離婚を前提に別居を始めた両親を持つ11歳の少女レンコの心の動きと成長を描いています。彼女の両親の間で揺れ動く心情や、周囲の人々との交流を通じて見えてくる彼女自身の変化が、繊細にかつ力強く表現されています。田畑智子がこの映画でデビューし、桜田淳子が最後の出演作品となりました。
第46回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、第48回毎日映画コンクール日本映画優秀賞や第3回東京スポーツ映画大賞作品賞、第17回日本アカデミー賞優秀編集賞など、演技、編集、そして作品全体の質を高く評価されました。
あらすじ
小学六年生のレンコ。彼女の両親は、生活の不一致から離婚を前提に別居を始める。当初、レンコは家が二つになることに喜ぶが、父ケンイチが家を出て、母ナズナとの二人暮らしを経て、新生活のための契約書を作る母と父との間で心がざわつきだす。
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